中庸に敗れない

オーケストラからアメリカンフットボール部に転身したら、でかくなりすぎて親に認識されなくなった文系大学院生。

星新一「無から有をうみだす

「無から有をうみだすインスピレーションなど、

 そうつごうよく簡単にわいてくるわけがない。

 メモの山をひっかきまわし、腕組みして歩きまわり、溜息をつき、

 無為に過ぎてゆく時間を気にし、焼き直しの誘惑と戦い、

 思いつきをいくつかメモし、そのいずれにも不満を感じ、

 コーヒーを飲み、自己の才能がつきたらしいと絶望し、

 目薬をさし、石けんで手を洗い、またメモを読みかえす。

 けっして気力をゆるめてはならない」