日常トライ&エラー

オーケストラからアメリカンフットボールに転身したら、でかくなりすぎて親に認識されなくなったサラリーマンの日常。

いいリズム

7月の終わりにフィッシュマンズの映画を観た。
 
魂が震えた。
大江健三郎の小説を思い出した。
 「もし十四年間といくらしか生きられないとすれば、カジね、私としてはきみにこういうことをすすめたいんだよ。これからはできるだけしばしばね、一瞬よりはいくらか長く続く間の眺めに集中するようにつとめてはどうか?自分が死んでしまった後の、この世界の永遠に近いほどの永さの時、というようなことを思い煩うのはやめにしてさ。」
 
東京オリンピックもあと1週間だ。
いろいろな人が存在の証明をしている。
 
おれはここにいる。
それをどう証明するか。
30年まであと2年。
いいリズムに乗れている気がする。